自然の歌

第1番
あきのたの
かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ

歌人: 天智天皇

季節: 秋

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第2番
はるすぎて
なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま

歌人: 持統天皇

季節: 夏

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第4番
たごのうらに
うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ

歌人: 山部赤人

季節: 冬

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第5番
おくやまに
もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき

歌人: 猿丸大夫

季節: 秋

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第6番
かささぎの
わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける

歌人: 中納言家持

季節: 冬

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第17番
ちはやぶる
かみよもきかず たつたがは からくれないに みづくくるとは

歌人: 在原業平朝臣

季節: 秋

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第22番
ふくからに
あきのくさきは しをるれど はなのたもとは かをりにけかも

歌人: 文屋康秀

季節: 秋

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第26番
をぐらやま
みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ

歌人: 貞信公

季節: 秋

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第28番
やまざとは
ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば

歌人: 源宗于朝臣

季節: 冬

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第29番
こころあてに
をらばやをらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな

歌人: 凡河内躬恒

季節: 秋

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第31番
あさぼらけ
ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき

歌人: 坂上是則

季節: 冬

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第32番
やまがはに
かぜのかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり

歌人: 春道列樹

季節: 秋

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第33番
ひさかたの
ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ

歌人: 紀友則

季節: 春

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第36番
なつのよは
まだよひながら あけぬるを くものいづこに つきやどるらむ

歌人: 清原深養父

季節: 夏

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第37番
しらつゆに
かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける

歌人: 文屋朝康

季節: 秋

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第61番
いにしへの
ならのみやこの やへざくら けふここのへに にほひぬるかな

歌人: 伊勢大輔

季節: 春

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第64番
あさぼらけ
うぢのかはぎり たえだえに あらはるるなみ せぜのあじろぎ

歌人: 権中納言定頼

季節: 冬

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第71番
ゆふされば
かどたのいなば おとづれて あしのまろやに あきかぜぞふく

歌人: 大納言経信

季節: 秋

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第73番
たかさごの
をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ

歌人: 権中納言匡房

季節: 春

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第76番
わたのはら
こぎいでてみれば ひさかたの くもゐにまがふ おきつしらなみ

歌人: 法性寺入道前関白太政大臣

季節: 無季

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