第5番
おくやまに
もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき
おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき

歌人: 猿丸大夫

現代語訳

奥山で紅葉を踏み分けて鳴く鹿の声を聞くときこそ、秋は悲しく感じる。

解釈・解説

秋の情趣を鹿の声で表現した歌。紅葉と鹿の鳴き声が醸し出す哀愁を詠む。

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季節:

テーマ: 自然

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最終アクセス: 2025年07月04日