第37番
しらつゆに
かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける
しらつゆに かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける

歌人: 文屋朝康

現代語訳

白露に風の吹きしく秋の野は、貫き留めることのできない玉が散っていることよ。

解釈・解説

秋の野の露を玉に例えた美しい歌。風で散る露の儚さを繊細に表現。

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テーマ: 自然

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最終アクセス: 2025年07月04日