第32番
やまがはに
かぜのかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり
やまがはに かぜのかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり

歌人: 春道列樹

現代語訳

山川に風がかけた柵は、流れることもできない紅葉であったよ。

解釈・解説

山川にかかった紅葉を柵に見立てた美しい歌。自然の造形美を詠んだ名作。

詳細情報

季節:

テーマ: 自然

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最終アクセス: 2025年07月04日