第33番
ひさかたの
ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ

歌人: 紀友則

現代語訳

久方の光がのどかな春の日に、静かな心もなく花が散るのだろうか。

解釈・解説

のどかな春の日に散る桜への疑問を表現した歌。自然現象への素朴な疑問を美しく詠む。

詳細情報

季節:

テーマ: 自然

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最終アクセス: 2025年07月04日