第94番
みよしのの
やまのしらゆき つもりつつ ふりにしさとに すむひとぞなき
みよしのの やまのしらゆき つもりつつ ふりにしさとに すむひとぞなき

歌人: 参議雅経

現代語訳

吉野の山の白雪が積もりつつ、古くなった里に住む人はいない。

解釈・解説

荒廃した里の寂しさを雪景色に託して詠んだ歌。「ふり(降り・古り)」をかけた技巧も見事。

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テーマ: 人生

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最終アクセス: 2025年07月04日