第91番
きりぎりす
なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねむ
きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねむ

歌人: 後京極摂政前太政大臣

現代語訳

きりぎりすが鳴く霜夜の寒い筵に、衣を片敷き一人で寝ることよ。

解釈・解説

秋の夜の寂しさを詠んだ歌。きりぎりすの声と寒い夜に一人寝る孤独感を表現した名作。

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テーマ: 人生

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最終アクセス: 2025年07月04日