第48番
かぜをいたみ
いはうつなみの おのれのみ くだけてものを おもふころかな
かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ くだけてものを おもふころかな

歌人: 源重之

現代語訳

風を激しく感じて岩を打つ波が、自分だけ砕けて物思いをする頃よ。

解釈・解説

恋の苦悩を荒波に例えた歌。一人だけ苦しんでいる心境を自然現象で表現。

詳細情報

季節: 無季

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最終アクセス: 2025年07月04日