第89番
たまのをよ
たえなばたえね ながらへば しのぶることの よわりもぞする
たまのをよ たえなばたえね ながらへば しのぶることの よわりもぞする

歌人: 式子内親王

現代語訳

魂の緒よ、切れるなら切れてしまえ。長らえば、忍ぶることが弱くなるかもしれない。

解釈・解説

恋の苦しみから死を願った歌。忍耐力の限界を感じた式子内親王の心境を表現。

詳細情報

季節: 無季

テーマ:

アクセス数: 18

最終アクセス: 2025年07月04日