第30番
ありあけの
つれなくみえし わかれより あかつきばかり うきものはなし
ありあけの つれなくみえし わかれより あかつきばかり うきものはなし

歌人: 壬生忠岑

現代語訳

有明の月が薄情に見えたあの別れ以来、暁ほど辛いものはない。

解釈・解説

恋人との別れの辛さを有明の月と暁に託して詠んだ歌。時間の経過と心情を巧みに表現。

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季節: 無季

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最終アクセス: 2025年07月04日