第86番
なげけとて
つきやはものを おもはする かこちがほなる わがなみだかな
なげけとて つきやはものを おもはする かこちがほなる わがなみだかな

歌人: 西行法師

現代語訳

嘆けと言って月が物思いをさせるのか。文句を言うような顔をした私の涙よ。

解釈・解説

西行法師の代表作。月に対する問いかけという形で人生の無常を詠んだ深い歌。

詳細情報

季節: 無季

テーマ: 人生

アクセス数: 38

最終アクセス: 2025年07月04日