第85番
よもすがら
ものおもふころは あけやらで ねやのひまさへ つれなかりけり
よもすがら ものおもふころは あけやらで ねやのひまさへ つれなかりけり

歌人: 俊恵法師

現代語訳

夜通し物思いをする頃は、明けきらないで、寝屋の隙間さえ薄情であったよ。

解釈・解説

恋の悩みで眠れない夜を詠んだ歌。なかなか明けない夜に寂しさを感じる心境を表現。

詳細情報

季節: 無季

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最終アクセス: 2025年07月04日