第83番
よのなかよ
みちこそなけれ おもひいる やまのおくにも しかぞなくなる
よのなかよ みちこそなけれ おもひいる やまのおくにも しかぞなくなる

歌人: 皇太后宮大夫俊成

現代語訳

世の中よ、道こそないよ。思い入る山の奥にも鹿が鳴いている。

解釈・解説

世の無常と逃れ場のない人生を詠んだ歌。山奥でも鹿が鳴くように、どこにも安らぎがないという心境。

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季節:

テーマ: 人生

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最終アクセス: 2025年07月04日