バートランド・ラッセル
イギリスの哲学者・数学者・論理学者(1872-1970)。論理学と数学の基礎を築き、20世紀最大の知性の一人として知られる。また平和活動家としても活動し、核兵器廃絶を訴え続けた。ノーベル文学賞も受賞している。「愚者は確信に満ち、賢者は疑念に満ちている」「人生で最も重要なことは、どこに向かっているかではなく、どこにいるかを知ることだ」など、皮肉と機智に富んだ言葉で人間の愚かさと賢さを的確に表現した。その論理的思考と同時に人間への温かい眼差しを持った発言は、現代でも多くの人々に知的刺激と人生への示唆を与え続けている。