織田信長
1534年~1582年。戦国時代の武将、戦国大名。尾張国の小大名から出発し、桶狭間の戦いで今川義元を破って頭角を現した。「天下布武」を掲げ、革新的な戦法と政策で戦国時代の常識を覆した。長篠の戦いでは鉄砲を大量投入して武田軍を破り、石山本願寺との戦いでは鉄甲船を建造するなど新技術を積極的に導入。楽市楽座、関所の廃止など経済政策でも手腕を発揮した。「是非に及ばず」の言葉通り、現実主義的で合理的思考の持ち主。比叡山焼き討ち、一向一揆の弾圧など苛烈な面もあったが、旧秩序を破壊して新しい時代を切り開いた革命児。本能寺の変で明智光秀に討たれたが、その後の統一事業は豊臣秀吉、徳川家康に引き継がれた。