第97番
こぬひとを
まつほのうらの ゆふなぎに やくやもしほの みもこがれつつ
こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに やくやもしほの みもこがれつつ

歌人: 藤原定家

現代語訳

来ない人を松帆の浦の夕凪に焼く藻塩のように、身も焦がれつつ。

解釈・解説

藤原定家の代表作。来ない恋人を待つ心を藻塩を焼く煙に例えた美しい技巧の歌。

詳細情報

季節: 無季

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最終アクセス: 2025年07月04日