第81番
ほととぎす
なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる
ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる

歌人: 後徳大寺左大臣

現代語訳

ほととぎすが鳴いた方を眺めると、ただ有明の月だけが残っている。

解釈・解説

ほととぎすの声に誘われて見上げた空に月だけが残っている情景を詠んだ歌。初夏の風情を表現。

詳細情報

季節:

テーマ: 自然

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最終アクセス: 2025年07月04日