第75番
ちぎりおきし
させもがつゆを いのちにて あはれことしの あきもいぬめり
ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あはれことしの あきもいぬめり

歌人: 藤原基俊

現代語訳

約束した些細な露を命として、ああ今年の秋も去ってしまうようだ。

解釈・解説

はかない約束を露に例えて、時の経過を嘆いた歌。恋の儚さと時間の無情を表現。

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最終アクセス: 2025年07月04日