第72番
おとにきく
たかしのはまの あだなみは かけじやそでの ぬれもこそすれ
おとにきく たかしのはまの あだなみは かけじやそでの ぬれもこそすれ

歌人: 祐子内親王家紀伊

現代語訳

音に聞く高師の浜の徒波は、袖が濡れるといけないからかけまい。

解釈・解説

浮名を立てることを戒めた歌。「あだなみ(徒波)」と「あだ(浮気)」をかけた技巧。

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季節: 無季

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最終アクセス: 2025年07月04日