第56番
あらざらむ
このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな
あらざらむ このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな

歌人: 和泉式部

現代語訳

もうこの世にいないであろう、あの世での思い出に、もう一度の逢瀬があればよいのに。

解釈・解説

死を前にして最後の逢瀬を願った和泉式部の歌。死への覚悟と愛への執着を表現。

詳細情報

季節: 無季

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最終アクセス: 2025年07月04日